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R.U.K.A.R.I.R.I | 【アニメ感想】selector infected wixoss
About Circle Board Twitter Link Circle work Mail RSS facebook google+    『R.U.K.A.R.I.R.I』のHPです。
2014.09.27
img_0.jpg

巷ではカードゲーム「WIXOSS」が女子中高生の間で人気となっていた。
しかし、実はその中でも特別な「ルリグカード」を持つ者は「セレクター」と呼ばれ、
普通の人間には気づかれないフィールドでカードバトルを繰り広げている。
そのバトルに勝ち続ければその胸に秘めた願いを叶えることが出来る「夢限少女」になれるという都市伝説が
信じられていた。



監督 佐藤卓哉
シリーズ構成 岡田麿里
脚本 岡田麿里、根元歳三






内容だけ見ると、ただのブラック★ロックシューターの焼き増しと思われるものになってしまうかもしれない。
というのも、この作品は

従来のTCGのアニメ化作品と違い、年齢層が高めのダークな雰囲気が大きな特徴。企画段階でタカラトミーが「ハイエンドユーザー(大人)向けの新しいカードゲームを作るに当たって、そのスタートダッシュとしてアニメとコラボレーションしていきたい」としており、カードゲームとアニメの制作作業が互いに影響を与えながら作られるなど、ゲームとアニメの同時並行的な作品展開がなされている。また、ハイエンドユーザー向けという点を考慮し、ルールやプレイングを掘り下げるための販促的なドラマではなく、あくまで「WIXOSSというゲームを軸にどういうドラマを展開するか」という点に主眼が置かれており、少女たちの感情入り乱れるハイスピードな展開が意識されている。 その補足として、ストーリー上で展開されたWIXOSSバトルの内容を、カード紹介を兼ねてタカラトミーの公式サイトのコラムで掲載している。


とのことらしい。

つまり、カードバトルアニメであるが、ドラマ性を重視した作品ということになる。

というわけで、脚本がものをいう――岡田麿里氏の人間性、人間ドラマを見る作品だったといえる。

岡田氏といえば、
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
・ブラック★ロックシューター
・AKB0048
・凪のあすから
と様々な作品に関わっている(作品の選び方は、私が適当にチョイス

彼女の描く作品というのは、比較的感情に訴えるもの、もしくは酷い(?)現実を描くものが多い。
ある意味で、人間というのを直接的に描いているとも言えるかもしれない。

例えをあげるなら、
mainvisual_bg.jpg

ブラック★ロックシューターは、心のなかの葛藤はどうやって解決しているのかを描いた作品であり、
心のストレスを、ブラック★ロックシューターたちが解決しているというものだ。
心の痛みは誰が補って、誰が支えているのか。
ブラック★ロックシューターたちは、そういう問題を回避するいわば特殊な存在。
彼女たちが死ぬことはつまり、トラウマやらそういうことを忘れ去ってしまうこと。
詳しいことは、wikiを見るなり作品を見て欲しい。



uh.jpg

あの花は、ほとんどの人がみた作品だと思われるため、割愛します。

あの時の後悔。
それを幽霊となって再び現れた少女によって、少年たちは青年たちへ成長する。
これも心の弱さを、描いている。



とここまで書いていくと、岡田麿里氏の作品についての感想になってしまうため……終了!

さて、岡田麿里氏の脚本がどういうものかを考えた上で、セレクターを見てみると、
WIXOSSである必要があるのかと一瞬疑問に思ってしまう。
まぁ、ルリグカードである『たま』の存在やら、別世界の話を考えると、ないと困るものである。

しかしながら、ブラック★ロックシューターのように別に名前だけなら、他でも問題ないようにも思える。
これが仮に遊戯王でいう、モンスターであっても不思議ではない。
(^-^)
そこは気にしないようにしよう。
タカラトミーがいうように、ドラマ性を重視しているのだと。

そのため、カード内容についてはよくわからないので、書きません。
ルールもよくわからないですし(グローして、進化するぐらいの知識
とりあえず、色によって戦い方が違うのだけわかってればいい。

このセレクターによるバトルには、ルールがあり、
そのために彼女たちは戦うのですが、それもまた心の葛藤があるものです(岡田脚本特有
・兄弟で恋がしたい
・友だちが欲しい
という感じで、それぞれ暗い(?)感情を心の奥底で持っています。

だからこそ、このセレクターバトルには意味があり、夢限少女に意味がある。
バトルに勝利したセレクターが辿り着く、"胸に秘めた願いを叶えることができる"至高の存在。
そして、3回負けた敗北者は、セレクターに関わる記憶は全て抹消され、願いがマイナスとなるようなペナルティを受ける。
しかし、勝利したセレクターも完全勝利者ではない。
パートナーであるルリグと立場が入れ替わり、
ルリグと化したセレクターは別のセレクターの元でルリグとして戦いを続けることになる。

当然ながら、それらは伝えられないまま物語始まっている。
その理由は、前述したとおりルリグが元人間であり、かつて夢限少女になったからだ。
だからこそ、彼女たちは真実を口にしない。
その真実は、つまり自分が消えるということでもあるし、願いが叶うわけでもないのだ。
あくまでも、可能性ができただけ。
真実を口にすれば、セレクターは戦うことをやめてしまうだろう。そうすると、元の世界にルリグたちは戻れなくなってしまうのだ。永久にルリグとして存在していくしかない。



物語はそうした状況下ではじまり、
ただの願いが叶うカードバトルと主人公たちは認識してしまうのだった。

そして最初の犠牲者が生まれる。
友だちが欲しいと言っていた少女(植村一衣)だ。その結果、友だちが作れない身体になった。
主人公たちは葛藤に、葛藤を重ねていく。
だからこそ、願いがない主人公(小湊 るう子)はやめることを決意する。
それは当然で、願いがない人間は願望力なんぞ存在しない(と思われる
今が大切であり、未来がだめになるならその方向に進もうとしない。

だから、もう一人の友だち(紅林 遊月)が戦いを続けると入った行為を止めることもできなかった。
止めることが正しいのか、正しくないのかわからなかった。
ただ、それはその友だちが夢限少女になったことにより、後悔へと変わる。
前述したとおり、ルリグへと彼女が変わってしまったからだ。
しかも、それは友だちが作れなくなったもう一人の友だちのルリグとなってしまっていた。

わけがわからない状況になって、主人公たちは翻弄されていく。
だが、ルリグになった友だちによって、このセレクターバトルは、優しいものではないと気付いた。
自分がどうしたらいいのかわからなくなった主人公につきつけられたのは、
浦添 伊緒奈の開催するセレクタートーナメントだった。

そこで主人公は、自分の願いは
『ルリグになった少女たちを、人間に戻す』と決め、
かつての友だちと戦いついに決勝まで辿り着くのだった。

トーナメントに勝利し、夢限少女になる条件を満たした主人公であったが、主人公のルリグである(たま)が謎の誰かの囁きによって、本当に主人公がそう願っているのか信じられなくなった。
そして、その表情を見て、夢限少女へ導かないという結論を導いた。

最後に伊緒奈が夢限少女となり、この物語はひとまずの終わりを迎える。



おい、感想いえよ。
ただの1クール分の説明じゃないか……(ヽ´ω`)。

なんていうか、このシステム作ったやつ出てこいよというぐらいに酷いものっすな。
永久機関だけど、誰得なんだろう?
だって、願いが叶うけど、叶わないんだもの。意味ないよねぇ。
でも、これを全部の少女が行ったなら、誰も戦わなくなるし、何か理由があるんだろうね。
あの白い部屋がなんなのか。
中間地点みたいなことを言っていたけれど、そこにいるなら引っ張って持ってくることもできる?
(心が2つみたいな状況
先が情報が少なくて読めない。
少なくとも、勝利者になっても救われないな気がします。

まぁ、二期見ないとですかね!

たまが、特殊な存在だというのは、へんなおばさんが近づいてきましたし、いなくなっちゃいましたしでわかります。
ただ、いなくなってしまったのをもとに戻すのは、少なくとも、るうは出来ても出来ないですね。
だって、ルリグと入れ替わってしまうということは、るうがどこかにいくということです。
たまが帰ってきもいない。
『たまはねぇ、るうと一緒がいい』
この願いを叶えるためには、少なくともルリグに戻すかあるいは、ルリグの世界に全員を召喚するとかいろいろしないと。
あのおばさんがきっとキーカードなんでしょうが、主人公擦り切れてそうっすねぇ……。
戦闘狂がルリグになってしまいましたし、絶対この人願い叶えさせてくれないだろうし……ある意味最悪最強のセレクターになった瞬間ですね。
負けることはまぁできそうだけど……。
そう考えると、逆の発想で全員ルリグになっちゃえ論で、負ければ全員人間復帰するとかありえないかなぁ。
はなよさんが、そこらへん無理くさいことを言ってたような気もしなくもないですが。

ただ一つ言えるのは、タカラトミーさん。

この作品あっても、カード買いたいって思わないんだけど!
ゲーム化するかしてくれないとルールわからないし、ただのアニメドラマ見るだけになっちゃいますよ!


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