
スタッフ(劇場版)
原作 - LRIG(WARNER×TAKARA TOMY×J.C.STAFF)
監督 - 佐藤卓哉
構成・脚本 - 岡田麿里
キャラクターデザイン - 坂井久太
プロップデザイン - 高瀬健一
美術監督 - 秋山健太郎
色彩設計 - 伊藤由紀子
撮影監督 - 福世晋吾
編集 - 後藤正浩
音楽 - 井内舞子
音響監督 - 岩波美和
アニメーション製作 - J.C.STAFF
加隈亜衣
久野美咲
瀬戸麻沙美
佐倉綾音
茅野愛衣
タカラトミーが展開するカードゲーム「WIXOSS(ウィクロス)」を題材としたテレビアニメ「selector」シリーズの劇場版。
テレビシリーズは2014年4~6月に第1期「selector infected WIXOSS」、
同年10~12月に第2期「selector spread WIXOSS」が放送され、主人公の少女・小湊るう子を中心に、
女子中高生の間で流行するカードゲーム「WIXOSS」の中でも特別なカード「ルリグ」を持つ者=「セレクター」たちが、
願いをかなえることができる「無限少女」になるためにカードバトルを繰り広げる姿を描いた。
劇場版はテレビシリーズをベースに、終盤に向けて新たなストーリーが展開していく新解釈版となる。
見に行く人は予め、どういう話だったかを自分で整理して、本編編集がサブで9割だと思っておくといいです。
総集編といえば、総集編ですが、しっかりと内容理解した上で新解釈部分見ないと混乱するかもしれません
感想
新解釈(?)という感じではあったかな?
一応、どうしてタマが復活できたのかぐらいの答えぐらいは出てきましたが。
理由は等価交換ではないですが、そんな感じです。

一言見終わった感想でいえば、ウリスが救われて良かったという。
そして、釘宮さんの声優のうまさがよく現れてたなぁというw
よく下から上までの演技を演じ切れたという感じです。
あともちろんあの彼女たちが再会出来たことも良かったですね。
テレビ本編では会えなかったわけですしね?
で
話は微妙に変わって、よくユキがなぜ復活しなかったのかという感想を見たりするのですが、
彼女はおそらく繭と一緒に(側)天国へいったのでしょう。
それはこの劇場版で最後あの2人がなくなってしまったウィクロスの闇の世界に残されたように、
……ユキたちもまた旅立ったというのが無難な解釈かなって思います。
この映画で描かれたのは、主人公たちというよりかは、タマの人間部分、そしてウリスの周辺部分がメインというものです。
ウリスは壊すことしか感情を表にだせない不憫な人という感じで、また本編と違ったセレクターの話を見ることが出来ました。
彼女自身も助けるなら、最後まで助けてと叫んでますけど、わかってくれる人物は近くて遠かったんですよね。
素直になれない子供という感じはしますが、幸と出会う前に何かきっとあったのかな? っていう気もしなくもない。
自己犠牲に自己犠牲を。
戻れる世界がないという2人は果たして、本当に幸せなのか。
僕らにはきっとわからないですね。ウリスはこれから素直になれるだろうし、幸せな時間を過ごして欲しいと切に願う今日このごろ。
さて、残念なところといえば、
もう少し新規カットというか、後半部分をメインに作って欲しかった感はあります。
新解釈というのが、おそらくタマが復活した理由、幸、ウリス、るう子の関係上ということだと思いますが、
削れる部分は削ってましたが、あと少し何かが足りない!(気がします
もちろん、戦闘シーンが追加されたりとか、子供の頃の回想シーンがあったりはしたのですけどね?
演出
前半の編集カットは、結構BGMもかっこよくて光るものがあったのですが後半につれて大事な部分もカットしだしたので、
「え、それはマ?」という感じです。
本編見てる人は、まぁその後どうなったのかわかるのですがねぇ。
ちょっとそこらへんが微妙な匂いでした。
具体的に例を1つあげるならば、最後の願いを叶える部分とかですかね(ここカットしていいのかと不思議です!
最後に
個人的には大満足です。
主に本編最後の続きを作ってくれたので、
彼女たちが再会出来たのかどうなったのかを知ることが出来ました。
それもまぁ……元々本編が大好きだったので、どういう風に編集しなおしたのかが気になってたぐらいなので、
内容自体はそれほど気にはしてなかったです(麻痺という
もちろん、微妙なところはありましたけどね(『演出』に書いてあるように)!
おそらく、これ以上の続きはないのでしょうけど、
タマたちがあれからどうなるのか交友関係はどうなったのかと、
色々気になる部分はありますが、お疲れ様でした。
(出会う人は出会えて終わったので、これ以上ないものといえばそのとおりですが
セレクターはこんなカードゲーム(笑)の内容で大丈夫かよと思うテレビシリーズでしたが、
複雑な人間関係、設定と、本当にごちそうでした。
それではまた次の映画感想で!
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