
TYPE-MOONによるPCゲーム「Fate/stay night」に端を発する人気作「Fate」シリーズの一作で、「Fate/stay night」に登場したキャラクターのイリヤことイリヤスフィール・フォン・アインツベルンをメインヒロインに据えて描いたテレビアニメ「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の劇場版。テレビシリーズ第4期「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」の最終回で、真の敵であるジュリアン・エインズワースを退けたイリヤたちのその後が描かれる。エインズワースとの戦いで助けた青年で、イリヤの親友・美遊の兄を自称する衛宮士郎の口から、美遊とエインズワース家の因縁が明らかにされる。監督はテレビシリーズ第1期を手がけた大沼心。
スタッフ
監督 大沼心
原作 ひろやまひろし
TYPE-MOON
脚本 井上堅二
水瀬葉月
キャスト(声の出演)
杉山紀彰 衛宮士郎
名塚佳織 朔月美遊
門脇舞以 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
花江夏樹 一義樹里庵
下屋則子 間桐桜
見終わった人は誰しもが思う。
シローが頑張った聖杯戦争の願いは叶ったのだと。
そして1期ー3期をまた見たくなるということを。
2017/08/29 公開したつもりじゃなかったのだが……下書きに……というわけで書き直したのを公開し直しました。
あらすじ偽りの親子が、偽りの兄妹となる物語のはじめ。
プリズマ☆イリヤが始まる前の別世界でのお話。
遡ること5年9ヶ月前、士郎とその父衛宮切嗣は人類救済の方法を求めて旅をしていた。
旅の中、冬木を訪れた2人が見たものは街を飲み込む謎の闇と、その闇を消し去った少女朔月美遊であった。
彼女こそ自分達の探し求めていた存在であることを確信した切嗣は彼女を連れていく。
しかし士郎は世界のためとはいえ、1人の少女を犠牲にするという方法に疑問を感じていた。
それから5年後、切嗣は病で亡くなり、士郎の傍には偽名を名乗り生徒会長をしていたジュリアン、弓道部の後輩間桐桜、
そして屋敷から出さないまま知識だけを蓄えた美遊の姿があった。
美遊の願いを叶えるために彼女を屋敷から出した士郎であったが、
それを待っていたジュリアンによって美遊は連れ去られてしまう。
士郎は自身を助けた聖堂教会の神父言峰綺礼からエインズワース家とこの街で起きた聖杯戦争のことを教えられた。
もう一度美遊とジュリアンに会おうとするが、エインズワースの結界に阻まれ、会うことすらできなかった。
そして進展のないまま1ヶ月が経過したある日、桜が衛宮邸に訪れた。実は間桐家は聖杯戦争を始めた御三家のうちの1つで、
彼女もまた聖杯戦争の参加者であった。桜は士郎のために自らのカードを渡そうとするが、
そこに桜の兄が現れた。彼によって桜は殺され、士郎もなぶり殺しにされかけた時、士郎は桜が残したカードで夢幻召喚を行う。
それは赤い外套を纏った弓兵であった。
夢幻召喚した力で桜の兄を倒した士郎は、エインズワースが死人の意識を人形に置換して使役していることを知る。
士郎に力を貸した英霊、その名は英霊エミヤ、どこかの未来、
どこかの世界で正義の味方であることを選び続けた衛宮士郎であった。
英霊エミヤの力を用いて6人の敵を倒した士郎は遂に美遊に再会する。士
郎が願ったのは美遊の幸せ。その願いが叶えられようとしている中、
ギルガメッシュのカードを持つアンジェリカが最後の敵として立ちはだかる。
士郎は固有結界無限の剣製を展開して対抗する。戦いの中、美遊はこの平行世界から消え、
イリヤ達の世界へと移動する。かくして平行世界の冬木での第五次聖杯戦争は幕を閉じ、イリヤ達の物語へと繋がった。
感想結局は妹を守る兄という人格を得たということでしょうね。
最後に流れた1期から3期までのスライドは、彼女の運命、シロウがやったことは間違ってなかったんだと報われた瞬間でもあった。
慢心王だったからこそか、元々興味がなかったからか、結局聖杯に祈った願いをエインズワース家側は止めることはできなかった。
そもそも自作自演の聖杯戦争であったがために、勝利したものへ干渉はできなかったのかもしれない。
何にしてもアンリミテッドブレイドワークスにはエヌマ・エリシュしか対応手段がないんだなという。
ギルガメッシュという英霊をもっと早くに知っていれば、もしかしてもしかすると勝てたのかもしれない。
ただまぁ無限の剣製も偽物の偽物であるため、果たしてどこまで強いのかも未知数。
3期では既にボロボロでしたからね。
それでもクロエとのトレースの力でなんとか旧敵をやっつけ、真のアーチャーになったのでしょう。
とはいえ、聖杯戦争は終わったのであまりカードの役割はあの世界だとないんじゃないかなー。
個人的にショックだったのは、桜が既に死んでたことですね。
正確には、聖杯戦争が始まるきっかけで慎二に心臓を破壊されたことですが。。
彼女の最後のわがままはどんだけの幸せが詰まってたんでしょう。
アサシン化(バーサーカーじゃね?)した慎二にカラドボルグを撃つ前のマフラーがとても切なかったです。
切嗣もそうですが彼女もまた救われるお話が少ない。
誰もが幸せになる世界なんて存在しないのが世の末。
だからこそ、イリヤがみうも世界も救う道をなんで選ばないのかと子どもがゆえに叫んだわけですね。
最後に4期があるかはわかりませんが、ジュリアン・エインズワースとの決着もアニメでみたいですね
(原作読んでないので)。
特に映画としては悪いところはなかったです。
外伝というか、過去の話なので私たちは既にその結果を知ってるわけでもある。
ただ、そこには残酷なものがあったーーそれだけです。
問題があるとすれば、角川系列じゃないと映画がみれないためすごく混雑するということです。
特に新宿はシアターも待つ場所も狭く、外のほうが涼しかったです。
あとは戦闘シーンが原作がどうかはわからないですが、慎二との戦闘が綺麗に描かれてよかったのですが他が尺のために削られたのかな?
でも、最初の戦闘と、英雄王の戦闘がメインだったので満足です。
体は剣で出来ている。
(I am the bone of my sword.)
血潮は鉄で心は硝子。
(Steel is my body,and fire is my blood.)
幾たびの戦場を越えて不敗。
(I have created over a thousand blades.)
たった一度の敗北もなく、
(Unaware of begining.)
たった一度の勝利もなし。
(Nor aware of the end.)
遺子はまた独り。
(Stood pain with inconsitent weapons.)
剣の丘で細氷を砕く。
(My hands will never hold anything.)
けれど、
(――――yet,)
この生涯はいまだ果てず
(my flame never ends.)
偽りの体は、
(My whole body was)
それでも
(still)
剣で出来ていた――――!!
(“unlimited blade works”)
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