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R.U.K.A.R.I.R.I | RIPPER 第二話 ③
About Circle Board Twitter Link Circle work Mail RSS facebook google+    同人サークル『R.U.K.A.R.I.R.I』のHPです。
2007.03.24

「了解です、認証しました。」
レイジングハート・ゼロが輝きだすと、ピンク色に発光しながら一本の刀が現れた。
「それがあなたのデバイス?」
「あぁ、これが今の僕のデバイス、ゼロ… レイジングハート・ゼロだ。」
ユーノは、あることを考えていた。
このデバイスは自分には扱えないと…
扱えるのは魔法素質のない人でないといけないと…
レイジングハート・ゼロは魔法を扱うためのデバイスではない。
中に蓄積された、魔力を糧に身体能力の覚醒。及び物理破壊力の強化。
これが主な能力であるからである。
魔力の蓄積は、SLBのように空気中にちった魔力を収集することで集めている。
どうして、魔力がないほうがいいのか。
魔力があるものがこれを使うと、自身の魔力が収集されてしまうからだ。
無論、魔力収集能力は戦っている相手にまで及ぶ。
つまり、戦えば戦うほど向こうは魔力がなくなっていくということだ。
しかし、魔力がある人が使うならこちらも同じ条件。
むしろ、魔法に頼ってきた分の裏返しがここには存在する。
「…長引けばこちらとしても不利か…」
刀の先をセナへと向ける。
相変わらず、セナはなにも構えようとはしない。
「また、その構えか!」
「ふふ、なんのことかしら。」
「そちらがそのつもりなら…」
ユーノは消えたかと思うと、セナの背後へと移動していた。
「はぁ。」
背後からの不意打ち…
だが、セナはそれをディアボロスで受け止めていた。
「ふきとべ、ディアボロス。インパルス。」
ディアボロスが光ったと思ったと同時に衝撃波がユーノを襲う。
が、ユーノはその衝撃波を受けることなく、先ほど立っていた位置へと移動した。
「ふーん、その速さ。あれを使っているわね。」
「あぁ、少々僕には荷が重いがね。君をとめるためには仕方がない。」
ユーノは次の一撃にかけることにした。
しばらくすると、アースラから援護のための増援がくることが予想されるからだ。
この力を管理局へと見せるわけにはまだいかないからであった。
「これで終わりとさせてもらうよ。」
レイジングハート・ゼロを前に構えると突如としてそれをしまう鞘みたいなものがそこには現れた。
それにレイジングハート・ゼロをしまうと、辺りがシーンとし始めた。
まるで時がとまったのかのような感覚に襲われる。
「こ、これは!?」
「これでおしまいにしよう。」
ユーノは、構えるとともにゼロをセナに向けて抜き放った。
居合いによる魔力の収集、前方にある魔力を根こそぎ奪うゼロの能力であった。
これは魔法をもつものであってもなくても。
関係なく吹き飛ばせる能力であった。



「お遊びが過ぎたようだな、セナ。」
その衝撃波は突如として現れた男によってかき消されてしまった。
男の身に着けていた刀によって…
「な、なによ。なにしにきたのよ!」
「いや、こちらとしてももう稼ぎはおわったんでな。そろそろ撤退だ。」
「ふーん、わかったわよ。こちらとしても稼いだからね。」
「この勝負は今度であったときまでとっておきなさい。」
そういうと突如現れた男とともにセナは消えてしまった。
「ふぅ、引いてくれるのであれば僕としてもありがたい…」
レイジングハート・ゼロを待機状態へと戻すと、ユーノのポケットにはいったものと一緒に、転送魔法をそれにかけた。
「これが、なのは達のためになるだろう… だけどこれから僕にはなにも助けることはできない。」
転送魔法が終わったとき、武装局員の何人かがユーノを取り囲んでいた。
あとのことは任したよ。
----アースラ館内
アースラ館内は慌しかった。セナの仲間にやられた武装局員が運ばれていた。
中には亡くなった人もいた。
原因は出血多量。
そう、なのはと同じように散った血を回収していたとのことだ。
「ユーノ、君の処分はこの問題が終わってからになるそうだ。例のものももっていないからな、問題がわからない以上。すべてがあきらかになってからだそうだ。まぁ館長もぼくも君を罰するようなことはしないが。」
「あぁ、わかっている。」
途中フェイト、ヴォルケンリッターのメンバーを見かけたが、誰もが怪我をしていた。
しかし、なのはほど怪我をしたものはその中にはいなかった。
「すべてを隠しても、事件解決にはならないことはわかっているよね、クロノ。」
「あぁ、君に言われるまでもない。」
「ユーノには、悪いが身柄は拘束としておく。」
「あぁ、かまわないよ。それでなのはの様態は?」
「あぁ、傷はきれいに塞がったんだが…意識が…」
「そうか、ありがとう。」
ユーノは、不安な顔をしつつも武装局員達と奥へと歩いていった。
「もう隠してはいられないな…彼らに話しておかないとだめだろう…」
クロノは星が輝く宇宙を見ていた。その表情はどこか悲しげだった。



To maybe continued?

第三話 ①へ
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